お知らせ
大崎クールジェン株式会社
バイオマス石炭混合ガス化研究事業に係る環境調査報告書のお知らせ
2023年9月29日
大崎クールジェン株式会社
バイオマス石炭混合ガス化研究事業に係る環境調査報告書のお知らせ
当社は、石炭火力発電のゼロエミッション化の早期実現を目指すため、中国電力株式会社大崎発電所構内に発電出力166,000kWのCO2分離・回収型酸素吹石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)の実証試験発電所を設置し、信頼性・経済性・運用性等を検証する大崎クールジェンプロジェクトを実施しました。
プロジェクトの第1段階では、究極の高効率発電技術である「石炭ガス化燃料電池複合発電(IGFC)」の基盤技術である「酸素吹石炭ガス化複合発電(酸素吹IGCC)」の大型設備実証試験を行い、第2段階では、酸素吹IGCCにCO2分離回収設備を付設した「CO2分離・回収型酸素吹IGCC」の実証試験を行いました。
これまでの事業に関する環境影響評価については、「酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験発電所設置計画 環境影響評価書(平成24年11月)」(以下「評価書」という。)として取りまとめ、環境影響評価手続きを完了しております。
この環境影響評価手続きの際、「新たな実証試験を追加する場合には、改めて環境に及ぼす影響について検討を行い、その時点における適切な環境保全対策を講じ、その結果を公表する。」としており、第3段階として、固体酸化物形燃料電池(SOFC)を用いた1,200kW(600kW×2基)の燃料電池設備を設置し、これを組み合わせた「CO2分離・回収型酸素吹IGFC」の実証試験を行いました。この際には、環境に及ぼす影響について検討を行い、その時点における適切な環境保全対策を講じ、その結果を公表しました。
このたび、新たな事業として、カーボンニュートラル及びCO2ネガティブエミッション実現に向けて、バイオマスと石炭を混合ガス化しCO2分離・回収型酸素吹IGCCシステムを運転させ、その影響を検証・評価します。そのため、環境影響の評価及び環境保全対策について検討を行いましたのでお知らせいたします。
1.ホームページでの縦覧
当社ホームページにおいて、2023年9月29日(金)から2023年10月29日(日)まで報告書の掲載を行います。
(添付資料)
- (1) バイオマス石炭混合ガス化研究事業に係る環境調査報告書(概要)
- (2) 酸素吹石炭ガス化複合発電実証試験発電所設置計画 環境影響評価書のあらまし(2012年12月発刊)
- (3) CO2分離・回収型IGFCに係る環境調査報告(概要)(2021年2月発刊)
お問い合わせ先
大崎クールジェン株式会社
総務企画部総務グループ
TEL:0846-67-5250
FAX:0846-67-5251