１．受賞件名

「166MW　酸素吹石炭ガス化複合発電（IGCC）システムの実証」

２．受賞者

大崎クールジェン株式会社（代表者：木田一哉 （代表取締役社長））

３．受賞概要

　国内初となる166MW級酸素吹石炭ガス化複合発電（IGCC）の実証試験を成功させ、送電端効率40.8％（高位発熱量基準）とともに高い環境性、運用性、設備信頼性、幅広い炭種適合性を達成した。これによりCO₂排出量の低減、エネルギーセキュリティの確保に大きく寄与する将来性の高いシステムを実証した。ここにその貢献を讃え表彰する。

　この受賞を励みに、これからも「革新的低炭素石炭火力発電」の実現を目指し、安全確保と環境保全を最優先に、大崎クールジェンプロジェクト^※１の目標達成に向け着実に事業をすすめてまいります。

※１　大崎クールジェンプロジェクト　大崎クールジェン(株)（中国電力と電源開発の共同出資）が国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）の助成事業として実施するプロジェクト。プロジェクトは酸素吹IGCC実証（第1段階）、CO₂分離・回収型酸素吹IGCC実証（第2段階）、CO₂分離・回収型IGFC実証（第3段階）から構成される。

表彰状写真

以　上