大崎クールジェン株式会社

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建設記録 / Construction record

29Oct2015

複合発電設備据付/水圧試験レポート!

今回は複合発電設備と2015年7月から本格開始した配管耐圧試験の様子を、技術部機械グループ槙野課長代理に紹介してもらいますhappy01

槙野課長代理(以下、槙)「こちらが2015年10月現在の複合発電設備(タービン建屋)です。ガス精製設備でクリーンにした石炭ガス化ガスを燃料としてガスタービンを駆動し、さらにガスタービンの高温排気ガスを排熱回収ボイラ(HRSG)で熱回収して蒸気を作り蒸気タービンを回す、ガスタービンと蒸気タービンの両方で発電する【複合発電】を行う設備です。」

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「従来の石炭火力発電は蒸気タービンのみで発電しますが、IGCCではガスタービンとの【複合発電】を行うことで発電効率を向上させることができます。2014年度中にガスタービン他、大型機器の据付を完了し、以降は機器同士をつなぐ配管の取り付けやケーブル布設作業を進め、2015年7月から配管耐圧試験が本格的にスタートしています。」

タービン建屋屋上にやってきましたrun

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「実証試験設備であることから、建設コストをできるだけ低減させるため、タービンを設置しているフロアは屋外式を採用しています。このエンクロージャーの中に、北側からガスタービン蒸気タービン発電機の順に設置されています。ガスタービン・約10万kW、蒸気タービン・約6万kWで定格出力16万6千kWの発電を行います。」

エンクロージャーの中を覗いてみましょうeye

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「これはガスタービンです。石炭ガス化ガスを燃焼させ、高温・高圧の燃焼ガスにてタービンを回して動力を得ます。ガスタービンには蒸気タービン、更に発電機が接続されています。」

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いずれも重量設備ですね。どのように搬入されたのですか??

「ガスタービン、発電機は約200トンの重量設備で、茨城県の工場にて組立完了後、海上輸送され、メガベント工法により、それぞれ1日で現地搬入を完了しました。一方、蒸気タービンは部品を段階的に輸送し、5ヵ月かけて組み立てていきました。据付工事では、1ミリ以下の細かい調整や異物混入防止など、神経を使う作業の連続であったほか、屋外ならではの強風や悪天候による作業中断などで工程調整に大変苦労しましたが、毎日天気予報を確認しながら工事関係者と綿密な調整を行うことで遅滞なく据付作業を終えることが出来ました。」

メガベント工法を採用したガスタービン、発電機搬入の様子は「広報誌vol.4」で紹介していますので、ぜひご覧くださいbookここでは蒸気タービン据付作業の一部をご紹介します。

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先行して搬入したガスタービン、発電機の間に蒸気タービン設備を組み立てます。

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エンクロージャー設置後、内部にタービンロータを吊り込みます。

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何度もクリアランス調整を繰り返しながら設置します。

燃焼ガスや蒸気のパワーでこのタービンを動かすとは驚きですeyesign01

「ガスタービンの仕組みは飛行機を飛ばすジェットエンジンと同じなんですよそう考えるとすごいパワーですよねhappy01

「これは排熱回収ボイラ(HRSG)です。ガスタービン燃焼後の高温・高圧の排気ガスから熱回収して蒸気を発生させ、蒸気タービンに供給します。」 1510_HRSG.png

さて、作業員数がピークを迎えた現場では配管接続作業が進み、2015年7月9日、当社社員と工事各社の総勢約130名による石炭ガス化設備・複合発電設備の【水・蒸気系統総合耐圧試験】を実施しました。槙野さんも検査員として参加pencil

槙野さん、この試験の目的はなんですか?

「電気工作物の設置者による使用前自主検査の一つ、電気事業法に基づいて届け出た工事計画書どおりに設備が完成しているか、また、耐圧などの技術基準に適合しているかを確認する大変重要な検査です。具体的には、今回は対象配管に水を圧送し、最高使用圧力以上の水圧に耐え、かつ、漏洩がないことなどを確認していきます。確認する溶接部、フランジ部(機器の繋ぎ目)は3700箇所を超えます。手鏡を用いて溶接部等の全周を一つ一つ目視確認していきます。」

 試験の様子を見ていきましょう。

1507_水圧試験01.jpg ポンプで水を圧送し、系統ごとに試験圧力まで昇圧。

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検査前ミーティングに検査員が集結し、昇圧状況や注意事項を確認。

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系統ごとに試験圧力まで昇圧していることを確認し、いよいよ検査開始ですsign01

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直径約20ミリ~400ミリまで、大小様々な配管の繋ぎ目を慎重にチェックeye

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 長時間に亘る検査にも集中力を切らすことなく、確実に進めていきます。

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槙野さんタービン建屋内を担当。気温30℃を超える猛暑の中、まさに総力戦で臨みましたwobblysun

お疲れ様でしたsign01無事試験終了しましたねhappy01

「これまで工事関係者一丸となって確実に施工してきたことで、今回、最も大規模な耐圧試験をクリアすることができました。まずは関係者の皆さまに深く感謝申し上げます。しかしながら、今後も試運転開始に向け各種試験が続きます。気を緩めることなく、安全、品質に万全を期して工事を進めてまいりますpunchsign03

これまで造り上げてきた設備が、もう間もなく動き出します。とても楽しみですshine今後も引き続き、工事や試験の模様をお伝えしていきますup

 

23Aug2015

宮沢洋一経済産業大臣にご視察いただきました!!

平成27年7月18日、宮沢洋一経済産業大臣に当社をご視察いただきましたsign03当日は湯﨑英彦広島県知事、高田幸典大崎上島町長、浜田明利同町議会議長他にもお越しいただき、当社貝原社長をはじめ、出資会社である電源開発㈱北村社長、中国電力㈱清水副社長がお迎えしました。 

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(前列左から)中国電力㈱清水副社長、電源開発㈱北村社長、宮沢経済産業大臣、湯﨑広島県知事、当社貝原社長 (後列左から)大石広島県商工労働局イノベーション推進部長、当社相曽副社長、電源開発㈱菅野執行役員

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プロジェクトの意義・概要についてご説明差し上げたのち、建設中の実証試験設備をご視察いただきました。

150718現場視察.jpg建設現場にて、貝原社長から実証試験設備、建設工事状況などについてご説明差し上げました。宮沢大臣は熱心に耳を傾けてくださいましたhappy01

 

28Jul2015

A煙突Stack

2015/7/28 桟橋手前のスラグ貯蔵倉庫では鉄筋コンクリート基礎が完成間近です。空気分離設備や排水処理設備(中上)では機器据付、塗装などの仕上げ工事が進み、工事エリア全体では配管耐圧試験やケーブル布設工事が本格的に始まっています。
28Jul2015

B 石炭ガス化設備(東側)Coal gasification unit(east side)

2015/7/28 石炭ガス化設備北側(右)では煙道接続工事が終盤に差し掛かっています。石炭ガス化設備への石炭搬送は、既設原炭コンベヤと今後据付工事を行う新設原炭コンベヤを経由して搬送する計画です。
28Jul2015

E 建設現場全景(西側)Whole view(west side)

2015/7/28 補助燃料供給設備エリア(グランドフレア設備〔中左の白い円筒設備〕の右側)では軽油タンクの据付が完了。空気分離設備や排水処理設備(中右)では機器据付、塗装などの仕上げ工事が進み、工事エリア全体では配管耐圧試験やケーブル布設工事が本格的に始まっています。
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